ご来院心よりお待ちしております。症状が改善されない等、お気軽にご相談ください。
整体って、矯正するのが整体？
マッサージをするのが整体？
気功も整体？
いろいろな種類があるけど、自分にはどれが良いのかわからない？
何に効果があるの？
カイロプラクティックや接骨院、マッサージなどとの違いは？
などいろいろな疑問があると思います。
ここでは、そんな皆様に少しでもお役にたてればと思い、まとめてみました。
参考にしてください
広辞苑によると、「手技によって骨格の歪みや異常を整え、健康増進を図る医療類似行為」とされています。
骨格を整えることが主な感じにとれますが、骨格だけでなく、筋肉の問題も整えることができます。
手技ではなく、施術用の器具を使っても、身体を整えることもできます。
骨格の異常を整えるのに、特に矯正をしてもしなくても、からだを整えることができれば、整体です。
ですから、リラクゼーションのようなものから身体の不調を改善するものまで、さまざまな施術があります。
施術の方法も、手だけで行うもの、手や器具を使うもの、器具だけ行うものなどさまざまです。
カイロプラクティックやオステオパシー、中国整体や〇〇療法、気功整体などいろいろありあます。
まとめると、整体とは、国家資格（あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師）以外のさまざまな施術の総称ということになります。
身体の不調を改善させる整体は、大正時代に日本で誕生したと言われています。さまざまな流派に分かれていて、その流派ごとに施術方法や言葉の定義も異なります。古くから伝わる古武術や中国整体、カイロプラクティック、オステオパシーなどを組み合わせて施術が行われています。
これが、整体です。という定義はなく、主に手技で施術を行い、リラクゼーションから不調の改善までさまざまな施術の総称として使われています。
整体は、これをやらなければならないという決まりはなく、さまざまな体のメンテナンス方法として使われています。
ですから、美容整体やリラクゼーション系の整体、身体の不調や体質改善の為の整体などその内容は多様化しています。
＜施術方法＞
主に手技で筋肉をほぐしたりストレッチを行います。
骨格の矯正を行うところもあります。
＜資格＞
１週間程度の講習会から２～３年制の専門学校があります。
国家資格はなく、専門学校や整体の団体が終了証や認定証などを発行する民間資格です。
＜健康保険適応＞
なし
カイロプラクティックは、ＷＨＯにも認められています。症状を身体全体のトータル的な問題で考えるので、神経学、病理学、生理学、解剖学、診断学など、さまざまな基礎医学を学ぶことが必須とされています。
筋肉や骨格系の様々な症状を持つ人に対して、薬物・外科を使わずに骨格の歪み、特に背骨の異常を手技によって矯正（調整）し、神経の働きを改善させて、症状の改善や健康を増進させる療法です。
整体は、主にカイロプラクティックの手技の部分だけを取り入れていますので、施術の方法がカイロプラクティックに似ているものもあります。検査もせずに、「あなたの骨盤は歪んでいます」といって、単純にうしろから押したりする施術者もいますが、これではキチンとした矯正はできません。
カイロプラクティックと整体との違いは、教育基準があり、施術時には問診や検査をしっかり行い、矯正が必要な場所を特定し、矯正する方向もしっかりと確認します。検査もせず、むやみやたらに、ボキボキしたり、矯正したりしません。
＜施術方法＞
主に手技で、骨格の矯正を行ったり、関節に刺激を与えるような施術を行います。
矯正は、特殊なテーブルを使ったり、器具を使ったりする場合もあります。
＜資格＞
国家資格はありません。
国際的な教育基準を満たしている専門大学を卒業していても、日本では法律がないので、民間資格となります。
＜健康保険適応＞
なし
国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。
その方たちが「接骨院」や「整骨院」という施術所を開業できます。
整骨院や接骨院は、スポーツや日常生活の中で生じた、打撲、捻挫、脱臼および骨折などに対して、手術や薬ではなく、整復や固定などの応急的もしくは医療補助的方法によって、その回復を図ることを目的に施術を行います。
それに対して整体は、打撲、捻挫、脱臼、骨折などに対して、直接的な施術は行いません。
どちらかというと慢性的な肩こりや腰痛などの症状に対して施術を行います。
整骨院や接骨院と整体院の違いは、対象としている症状が全く違うところです。
＜施術方法＞
保険を使う場合は、痛みが起こっている場所に対して、治療器や手技を用いて施術を行います。
＜資格＞
国家資格となりなす。
大学または養成校を卒業後、国家試験に合格して国家資格を取得します。
＜健康保険適応＞
保険が適用される範囲は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの損傷が原因の外傷に対する治療です。
医師の同意書が必要な場合もありますので、詳しくは、接骨院・整骨院の柔道整復師または日本柔道整復師会などにお尋ねください。
マッサージをするためには、あんまマッサージ指圧師という国家資格が必要になります。
マッサージ師になるためには、専門学校や盲学校(特別支援学校）を卒業し、国家試験に合格しなければなりません。
合格すれば、あんまマッサージ指圧師の資格が取得できます。
整体でもマッサージに似た方法で、筋肉に対して施術をしますが、マッサージという名前を使って行う施術は、国家資格が必要となります。
整体師の中には、独自のマッサージ方法で、筋肉に対して施術を行う人もいますが、整体師とマッサージ師が、筋肉のコリや張りに対して行うマッサージは、それほど違いはないと思います。
整体師の中には、マッサージ師の資格を持った人に比べると身体の勉強をそれほどしていない人もいます。
安心して施術を受けたいのであれば、身体の勉強をキチンとしているマッサージ師の方が良いと思います。
＜施術方法＞
保険を使って施術をする場合は、患部に対して、手や指などを用いて押し・揉み・叩くなどの方法で施術を行います。
＜資格＞
国家資格となりなす。
専門学校や盲学校を卒業後、国家試験に合格して国家資格を取得します。
＜健康保険適応＞
筋麻痺と関節拘縮に対するマッサージが保険の適応となります。
医師の同意書が必要となりますので、詳しくは、マッサージ師または日本あん摩マッサージ指圧師会などにお尋ねください。
整体院に何を期待するかで、選ぶ基準がきまってきます。
大きな分類では、癒しやリラックスなどを目的としたものと身体の不調の改善を目的としたものとに分けられます。
施術の方法は、いろいろありますので、どんな感じなのかを事前にチェックすると良いと思います。
アロマテラピーやリフレクソロジー、マッサージや筋肉をほぐすこと目的としている整体院を選ぶと良いでしょう。
それぞれの療法で、リラックス効果や癒しの効果が違います。
それぞれの効果を調べたり、気にになるところは直接問い合わせするのも良いでしょう。
からだ全体を施術してほしいのか、足や手など部分的に施術してほしいのかも選ぶ基準にすると良いと思います。
からだ全体と言っても、背中周りだけの場合もありますし、足から頭までを施術するところもあるので、事前に確認すると良いでしょう。
一番重要なのは、自分が何を期待しているのかをはっきりさせ、それをちゃんと満たせられるサロンであるかを確認しましょう。
とりあえず、何でもよいから受けたいと思う場合は、雰囲気や施術者、料金や時間などを参考にしましょう。
自分の身体を預けるのに不安がある方は、あん摩マッサージ指圧師の資格を持った方に整体院にお願いすると良いでしょう。
慢性的な症状の改善には、カイロプラクティックや整体は有効です。
まずは、その整体院で、自分の症状を改善できるかどうかを確認された方が良いでしょう。
マッサージを中心に行っている整体院だと、根本的な改善にならない場合もあります。
カイロプラクティックの看板がでていてもマッサージしかしない場合もありますので、これも良く確認すると良いと思います。
単純に骨盤矯正をすると、痛みが良くなるというものもありますが、そんなに簡単には改善されない場合が多いですので注意が必要です。
きちんと問診や検査をして、からだの状態を診て施術をしてくれるところが良いと思います。
整体にも沢山の技術があり、施術の仕方もさまざまです。
軽く触れているだけのような施術からボキボキするような施術まで、いろいろあります。
施術を受ける自分自身が、リラックスして受けれるようなところが良いと思いますので、こういう施術は苦手！と思うことがありましたら、ホームページで確認するかメールなどで問い合わせするとよいでしょう。
【整体】
国家資格はなく、明確な教育基準も定められていないので、専門学校や短期講習会などで勉強するのが一般的です。
整体の専門学校などで、２～３年勉強されて、その後も沢山の講習会にでている先生がいる院のほうが、良いと思います。
選ぶ時には、施術経験も参考にするとよいでしょう。
骨盤や背骨などの矯正を行う施術者もいますが、矯正は正しい方向に適切な力で行わなければならないので、注意が必要です。
施術経験がありそうでも、脱サラして間もない方もいますので、見た目では判断されない方が良いでしょう。
【カイロプラクティック】
整体と同じく、国家資格ではないですが、教育基準は明確に定まっています。
ＷＨＯ（世界保健機関）が国際的な教育基準として、「カイロプラクティック大学での専門教育課程を４２００時間以上履修する」と定めています。
日本ではカイロプラクティックの法制化が進んでいないため、国際的な教育基準を満たさなくても「カイロプラクティック」と称して施術ができます。教育基準を満たしていない施術者は、国内に２万人くらいいます。その反面、国際基準を満たした正規のカイロプラクターは現在のところ８００人程度しかいません。
お近くに国際基準を満たしている施術者がいない場合、最低でも２～３年くらいの専門学校を卒業したカイロプラクティック院で、経験のある施術者を探すと良いでしょう。
【整骨院・接骨院】
整骨院や接骨院でも痛みやからだの不調を改善されるところもありますが、整骨院や接骨院の専門は、「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」です。ですから、専門学校や大学でも骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷によっておこった、症状の改善方法を学びます。
自費診療で、整体やカイロプラクティック、骨盤矯正を行っているところもありますが、ケガや外傷などではない、慢性的な肩こりや腰痛は、学校では学んでいないので、卒後教育などで学習しているのが一般的です。
本来は、背骨や骨盤の矯正は専門外になりますので、できれば沢山勉強され、経験がある先生のほうが良いと思います。
【鍼灸院】
鍼灸院は、鍼灸専門学校・鍼灸大学・鍼灸短期大学等の教育機関で鍼と灸を使った改善方法を学びます。
鍼灸院でも、整体やカイロプラクティックを行うところもありますが、整骨院同様、卒後教育で技術を学んでいるのが一般的です。
鍼灸の学校では、矯正方法は学ばないので、注意が必要です。
鍼灸院は、鍼と灸が専門ですので、そちらの施術で改善されるのが一番良いと思います。
もし、矯正を受ける場合は、沢山勉強され、経験がある先生のほうが良いと思います。
【気功整体】
国家資格はなく、明確な教育基準も定められていないので、専門学校や短期講習会などで勉強するのが一般的です。
気功で行う整体は、からだに軽く触れるかもしくは触れないで施術をするのが一般的で、施術者の気（エネルギー）を使ってからだを調整していきます。
もし骨盤や背骨などの矯正を受ける場合は、注意が必要です。
矯正は、正しい方向に適切な力で行わなければならないので、それなりの経験と技術が必要です。
選ぶ時には、経験と沢山の講習会にでている先生がいる院のほうが、良いと思います。
