起立性調節障害と言われた頭痛の患者様

八王子市 小学生 男の子
  

[起立性調節障害と言われた頭痛の症状・病歴]

2~3週間前に胃腸炎にかかった。
その後、カゼをひいた後から頭が痛いと言うようになった。
それからは、頭痛が頻繁にでるようになってしまった。

頭痛が頻繁にでるようになり、学校もお休みする日が増えている。
小児科で診てもらうと起立性調節障害の疑いと言われた。
起立性調節障害テストを行い陽性。

MRIでは異常がないので、起立性調節障害と言われた。
頭痛が出る時は、吐き気や腹痛を伴うこともある。
 

[起立性調節障害と言われた頭痛に対する整体・カイロの治療方法・経過]

起立性調節障害は、自律神経系のバランスの乱れが原因で起こるとされています。
自律神経は、背骨で作られる椎間孔という穴からでてきます。
背骨が歪むと、この椎間孔が狭められ、自律神経系に影響がでてきます。

また、歪みがあると、身体のバランスも悪くなります。
バランスが悪いと筋肉に負担がかかり、筋肉が硬く緊張したままになってしまいます。
この状態が長く続くと、筋緊張性頭痛の原因にもなります。

この患者様も肩や首の筋肉が硬くなっていて、すごいコリがありました。
首の骨である頸椎(けいつい)7番と背中の骨の胸椎(きょうつい)1番のバランスがすごく悪くなっていました。
頸椎7番と胸椎1番は、ちょうど首の付け根あたりにある骨で、首のこりや肩こりに影響を与えます。

歪みを矯正し、筋肉のバランスを整えることによって、自律神経系の働きが良くなり、頭痛も改善されていきます。
これらのことを説明させていただき、施術を開始。
頸椎と胸椎を中心に全身のバランスを整え、筋肉も調整。

2回目の来院。
「お子様の頭痛はいかがでしたか?」
「治療していただいた翌日は、頭痛がなく元気にしていました。」

「その翌日は学校に行って、頭痛がでたと言っていました。」
「今日は、朝から頭痛がでて、学校をお休みしています。」
「わかりました。」

うつ伏せになっていただき、触診。
まだ、首や肩の筋肉の緊張が強い。
身体のバランスをチェックさせていただく。

頸椎と胸椎のバランスもまだ悪い。
これらを中心に全身を調整。
筋肉も調整する。

3回目の来院。
「お子様のお身体はいかがでしたか?」
「頭痛は、前よりでなくなっています。」

筋肉は、少し硬さが緩和されてきている
歪みも少し改善されている。
前回同様、筋肉と骨格を調整する。

5回目の来院。
「最近はどんな調子ですか?」
「学校には休まず行けるようになりました。時々、頭が痛いと言います。」

5回目以降からは順調に改善に向かって、10回のカイロ治療で起立性調節障害と言われた頭痛は、気にならなくなった。
その後は、時々メンテナンスをすることをおススメして終了。
 

[コメント]

起立性調節障害は、自律神経系の働きが関係していると言われています。
病気などが関係していなければ、カイロプラクティックでも改善されることが多い症状です。
当院では、神経系の働きを改善させ、身体のバランスを整える、アクティベーターカイロの施術を行なっております。

アクティベーターカイロは、無理な矯正を行いません。
ですから小さなお子様でも安心して受けることができます。
なかなか改善しない、起立性調節障害の症状でお悩みならご相談ください

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