ご来院心よりお待ちしております。症状が改善されない等、お気軽にご相談ください。
野球肘は、投球動作ででる肘の痛みのことを言います。
野球の投手に多く、その他ではテニスのサーブやバレーボールのサーブやスパイク、槍投げなどの動作でも痛みがでることがあります。
好発年齢は、１０代ですが、成人した方でも痛みを訴えることがあります。
安静時の痛みはなく、投球動作や投球後に痛みを感じることがほとんどです。
痛みは、肘の内側、外側に感じることが多く、肘の後ろにもでることがあります。
主には、使いすぎによる筋肉の問題ですが、まれに骨に異常がみられることもあります。
ひどくなってくると歪みもでてきて、治りにくくなってしまいます。
トレーフルカイロプラクティックでは、肘関節の構造や機能を考慮に入れ、問診や検査をしっかり行い、野球肘に対する施術を行っていきます。
野球肘に対するカイロプラクティックでの対処方法などをご紹介いたします。
ご参考にして下さい。
野球肘は、肘の内側、外側、肘の後ろ（裏側）などに痛みを感じます。
投球時や投球後に痛みがでてくることが多い症状です。
肘の曲げ伸ばしで、引っ掛かるような感じを訴えることもあります。
ひどくなってくると肘から手首にかけての痛みやしびれがでてくることがあります。
多くの場合、動かさなければ痛みを感じません。
もし、強い痛みや肘が腫れている場合は、病院を受診しましょう
• 肘の内側の痛み
• 肘の外側の痛み
• 肘の後ろ側の痛み
• 投球中の痛み
• 投球後の痛み
• 練習後の痛みやダルさ
• 肘の曲げ伸ばしの痛みやダルさ
• 肘の曲げ伸ばしで引っ掛かる感じ
肘を動かさなければ痛みを感じることはほとんどありません。
投げる時の違和感程度から普段の生活での曲げ伸ばしなどで、不安定感や痛みを感じることもあります。
大まかに、軽度、中度、重度に分けられます。
軽度：日常生活では何も感じることはなく、投球動作で痛みや違和感がでる。
中度：投球動作で頻繁に痛みがあり、投球後や練習後にも痛みや違和感がのこる。
重度：普段の生活で、肘の曲げ伸ばしをするだけで、痛みや不安定があり、痛みがあって投げられない。
痛みの感じ方は個人差が大きく、自分が軽度に感じていても、身体の状態はすごく悪くなっていることもあります。
重度になると、改善までに時間がかかることがあります。
ですから、症状の程度にかかわらず、早めに検査や治療を受けることをおススメします。
野球肘は、主に使いすぎや回復力の低下、身体のバランスの悪さが原因となります。
使いすぎにより、筋肉に負担がかかった時、通常は数日で改善されます。
しかし、改善される前にさらに繰り返しの負担がかかると、短期間での自己回復ができなくなってしまいます。
そうすると筋肉にコリのような硬結ができてしまいます。
その状態が長く続くと歪みができ、血行も悪くなります。
筋肉の硬結は、筋肉の付着している骨の部分にも過剰なストレスを与えます。
これによって、軟骨や骨にも影響がでることがあります。
回復力の低下は、ストレスや睡眠不足が長く続くと起こりやすくなります。
筋肉に負担がかかった時、通常は自己回復力が働き、数日で改善されます。
しかし、回復力が低下していると短期間での回復ができなくなってしまいます。
そうすると、改善がながびき、筋肉の疲労の蓄積や血流の低下が起こります。
その状態のまま、スポーツや仕事を続けているとさらに状態が悪くなります。
悪い状態が長く続くと普段行っているスポーツや仕事でも痛みが生じてしまいます。
投球動作を行う時には、背骨が軸となります。
その軸となる背骨のバランスが悪くなっていると肩や肘に負担がかかります。
身体のバランスが悪いまま練習を続けると痛みがでてきてしまいます。
投球動作は、全身運動ですので、全身の歪みがないかチェックする必要があります。
また、歪みが発生してしまうとマッサージだけでは改善しずらくなってしまいます。
トレーフルカイロプラクティックでは、全身のバランスの調整と肘の関節や筋肉に対してアプローチしていきます。
使いすぎによる野球肘の場合は、肘の関節の歪みや筋肉の問題で痛みがでていることが多くみられます。
ですから、肘の歪みの調整と筋肉に対しての緩和操作を行います。
回復力の低下には、自律神経が関わっています。
自律神経の働きが悪くなると回復力が低下してしまいます。
当院では、自律神経の働きを改善させるために、背骨の調整も行います。
骨盤や股関節などのバランスも投球に影響があります。
それらのバランスもチェックし、調整を行います。
原因によって治療方法は異なりますが、なかなか改善しない野球肘の痛みやしびれでお悩みなら、カイロプラクティックを受けてみてはいかがでしょうか。
ストレッチは、痛みがある時はもちろん予防にもなります。
痛みやしびれが強い時には、無理してストレッチを行う必要はありません。
かえって症状が悪化してしまうこともありますので、治療を受けている方はその先生と相談して行ってください。
立った状態か座った状態から始めます。
痛みやしびれなどの症状がある方の腕を肩と水平になるくらいまで前に上げます。
肘をまっすぐ伸ばします。
その状態をキープしたまま、反対の手で手首を反らしていきます。
心地よいもしくは、軽く痛みがでる位置で反らすのをやめ、２０～３０秒くらいその状態を続けます。
２０～３０秒経ったら一度手首を反らすのをやめ、腕を下におろします。
３０秒～１分くらい休んだらまた同じようにストレッチを行います。
これを５回くらい繰り返すと効果的です。
痛みの出始めた頃は、冷やすことにより痛みが和らぎます。
ですが、しばらく続く痛み（慢性化した痛み）には、逆効果になる場合があります。
慢性化している場合は、筋肉が硬くなっている場合が多く、冷やすことによりそれを助長してしまうからです。
慢性化している場合は、温めることをおススメします。
温めると筋肉の硬さが和らぎ、血流も良くなります。
温めることで、痛みが和らぎますので、お風呂でゆっくり温めるのも良いでしょう。
野球肘は、写真の指で触っている場所周辺（特に内側）に痛みを感じます。
冷やす場合も温める場合も痛みを感じる場所とその周辺をカバーするように行いましょう。
冷やす時間の目安は、１０～２０分位で、１０分経過しなくても冷やしている場所の感覚がなくなってきたら止めましょう。
再び冷やす場合は、なくなった感覚が戻ってきてから再開してください。
温める場合は、蒸しタオルや使い捨てカイロなどを用いて行うと良いでしょう。
お風呂にゆっくり入るのも良いでしょう
冷やすよりも長い時間患部を温めても大丈夫ですが、低温火傷に注意しましょう。
