足首の痛みとくるぶしの痛みの患者様

立川市 40代 男性
 

[足首の痛みとくるぶしの痛みの症状・病歴]

痛みは、2ヶ月前にフルマラソンの練習をしている時から感じるようになった。
最初は、それほど痛みが強くなかったので、少しペースを落として練習をしていた。

負荷もあまりかけないように練習をしていたが、痛みはだんだんひどくなっていた。
痛みはあったが、無理をしてマラソン大会にでてしまった。

それからは、足首とくるぶしの痛みが悪化してしまった。
座っている時に、足首を動かすだけでも痛みを感じる。

階段の昇り降りでも痛みがでる。
足首を動かさなければ痛みはでない。
 

[足首の痛みとくるぶしの痛みに対するカイロ・整体の治療方法・経過]

痛みを感じている所を確認させていただく。
右足首の内側と内くるぶしの下、内くるぶしの後ろ側周辺に痛みを感じている。

痛みを感じているあたりには、足首を足の裏の方に曲げる筋肉がある。
その中で、ヒラメ筋と言われる筋肉がとても硬く緊張している。

その中で、硬結と言われる、筋肉が硬くなったままになっている部分を圧迫する。
そうすると、足首の内側や内くるぶしの下や後ろに痛みが広がる。

痛みは、このヒラメ筋の硬結が関係していそうである。
ヒラメ筋が、硬くなったままになってしまっているのは、バランスの悪さも関係している。

ヒラメ筋は、膝下の骨である脛骨と腓骨、かかとの骨である踵骨にくっついている。
このうちの一つ、脛骨が後方と下方に変位している。

踵骨もバランスが悪く、後方上方に変位している。
これらのバランスを整え、筋肉や筋膜の調整も行う。

2回目の来院。
「足首の痛みやくるぶし周辺の痛みはいかがですか?」
「軽いランニングは、少しできるようになりました。」

ヒラメ筋はまだ硬く緊張している。
脛骨や踵骨のバランスもまだ悪い。

3回目の来院。
「足の調子はいかがでしたか?」
「走らなければ、痛みはでなくなりました。」

ヒラメ筋の緊張は、少し緩和されてきている。
脛骨と踵骨はまだ悪いところが目立つ。

5回目の来院。
「最近はどんな感じでしたか?」
「20㎞位走れましたが、少し痛みがでました。」

脛骨と踵骨のバランスが少し改善されてきている。
ヒラメ筋の緊張も緩和されてきている。

7回目の来院。
「足首とくるぶしはどうですか?」
「30㎞位は痛みなく走れました。」

脛骨、踵骨ともにバランスが改善されてきている。
ヒラメ筋の緊張は、ほぼなくなってきている。

今回の調整後は、調子をみて来院していただくことにした。
 

[施術後のコメント]

足首の周りには、沢山の筋肉があります。
その筋肉が、硬く緊張し、その状態が継続してしまうと関節の歪みも生じてきます。

歪みが継続すると、筋肉の負担が増え、さらに筋肉が硬くなります。
その悪循環が、継続され、血行が悪くなると、改善されにくくなります。

その悪循環を断ち切るためには、関節のバランスを整え、筋肉を緩和させることが大切です。
カイロプラクティックでは、筋肉と骨格を調整し、その状態を改善させていきます。

なかなか改善されない足首の痛みやくるぶしの痛みでお困りでしたら一度ご相談ください。
 

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