患者様
日野市 20代 男性
[症状・病歴]
それまでは、あまり腰痛を感じた事がなかったが、1ヶ月くらい前に、急に腰痛を感じ始めた。
最近、仕事で重い荷物を運ぶようになったことがきっかけかもしれない。
腰痛を感じ始めてからは、常に右のお尻からふくらはぎにかけて違和感があり、ずっと座っていると痛みがだんだん強くなってくる。
前かがみや靴下を履く動作では、激痛がはしる。
立っている方が比較的楽である。
整形外科では、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、痛み止めの点滴と牽引の治療をうけていたが、なかなか改善されないので、他の治療を探していた。
[治療方法・経過]
前屈は腰痛があって、ほとんどできない。
腰をそらす動作は行えるが、腰の付け根の部分に少し痛みを感じる。
触診させていただくと、右腰と右のお尻のあたりに筋肉のハリがあって、少し押すと痛みがでる。
アクティベータ・メソッドのプロトコルに基づいて、身体のバランスを検査すると、左の腰椎と仙骨の間の関節と右の骨盤のバランスが特に悪くなっていた。
これをアクティベータにて調整。
2回目の来院。
治療後は少し良い状態が続いたが、日が経つにつれてまた戻ってきてしまっている。
右の骨盤周りは少し良くなってきているが、まだ左の腰椎と仙骨の関節はバランスが悪い。
3回目に来院されたときは、良い状態が少し継続できるようになってきている。
5回の治療を終えると、少し腰痛を伴うが前屈ができるようになって、靴下も履けるようになってきた。
7回の治療で、日常生活ではほとんど腰痛を感じることがなくなったので、日頃のストレッチや身体のメンテナンスをおススメして、終了。
[コメント]
椎間板ヘルニアと診断されるケースは多いようですが、ヘルニアだけが腰痛の原因ではないようです。
手術をしても、保存療法(手術以外の療法)をしても半年以降の痛みやしびれの症状はあまりかわらないようです。
詳しくは、加茂整形外科の加茂先生のホームページを参考になさると良いと思います。