頚椎椎間板ヘルニアの患者様

横浜市 40代 男性
 

[頚椎椎間板ヘルニアの症状・病歴]

10年前に首と腕の痛みがひどく、整形外科を受診した時に頚椎椎間板ヘルニアと診断された。
その時に、しばらく通院したが、良くならなかったので、漢方を飲みはじめた。
飲み始めてしばらくしたら良くなった。

8ヶ月前からまた同じように、首と腕の痛みがでてきたので、また漢方を飲み始めた。
今回は、漢方を飲んでも全然変化がなく、手の小指と薬指がしびれてきた。
1週間前からは指全体がしびれるようになってしまった。

夜中にも痛みで目が覚めるようになってしまい、その時はしびれもある。
朝起きた時もしびれはあって、日中も常にしびれは感じている。
2日前からは、左腕全体が引っ張られているようなつっぱり感がでている。

左の肩甲骨内側は、仰向けで寝ていると痛みがでてくる。
左手は、下げているよりも上に挙げている方が楽な感じがする。
 

[頚椎椎間板ヘルニアに対する整体・カイロ治療方法・経過]

首を前後左右に動かしていただく。
前後の動きで痛があり、左側に向きにくくなっている。
座った状態のまま肩や首を触診させていただく。

右に比べて、左の肩甲骨の内側の筋肉は硬く緊張してしまっている。
特に肩甲骨内側の上の方は、とても硬くなってしまっている。
この硬く緊張した筋肉を少し強く押すと、痛みとともに左腕のしびれが強くなる。

トリガーポイントと呼ばれる筋肉の塊による関連痛がしびれと痛みに関係していると思われる。
うつ伏せになっていただき、身体のバランスを診させていただく。
肩甲骨内側の筋肉が付着している下部頚椎と上部胸椎のバランスがとても悪くなっている。

このバランスの悪さがトリガーポイントを作ってしまったと思われる。
トリガーポイントと背骨を調整。
首を動かした時の痛みと左に向きにくい感じは軽減された。

2回目の来院。
「調子はいかがでした?」
「寝ていて手の感覚がなくなって動かせなくなるような感じはなくなりました。」
「仰向けに寝ていても肩甲骨の内側の痛みも減りましたが痛みとしびれはまだあります。」

上部胸椎はまだバランスの悪さが目立つ。
それを中心に身体全体を調整。
6回目の来院時には、常にあった腕の痛みと手のしびれが時々でるくらいになってきた。

8回のカイロ治療を終えたころから腕の痛みは少なくなってきた。
10回の治療後からしびれも感じなくなってきた。
12回の治療で、痛みとしいびれはほとんど感じなくなってきたので、間隔をあけて様子をみていただくことにした。
 

[コメント]

10年前に頸椎椎間板ヘルニアと言われたが、痛みやしびれは漢方で改善していることからもわかるとおり、しびれや痛みの原因がヘルニアではないことも多々あります。

今回も痛みやしびれは、トリガーポイントと呼ばれる筋肉の問題によって起こっていました。

トリガーポイントがなくなってくるとだんだん症状も改善され、良い状態が継続できるようになりました。

カイロプラクティックは、筋肉や骨格を調整する専門家です。

痛みやしびれでお困りならご相談ください。

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