患者様
３０代 女性（妊娠６カ月） 立川市
[症状・病歴]
２～３週間位前に右のお尻のあたりに痛みを感じるようになった。
右のお尻の痛みがなくなったなと思ったら、今度は左のお尻の痛みがでてきた。
それから少しずつ痛みが増してきて、今では歩く時、座った状態から立ち上がる時、寝ている状態から起き上がる時など、動作をすると痛みがでる。
寝返りも痛みがあって、寝ている時でも起きてしまう。
動作のたびに痛みがあるので、家事などにも支障がある。
[治療方法・経過]
痛みが両方のお尻に交互にでてしまっていることから、骨盤と股関節のバランスの悪さが疑われた。
そのあたりを中心に身体全体のバランスをチェックすると、左の骨盤の関節と左右の股関節の問題があった。
問題の部分と身体全体のバランスを整えて、歩いてもらうと、痛みはその場で半減された。
２回目の来院時、「寝返りはゆっくりやれば痛みなくでき、歩く時は時々痛みがでる程度で痛みもそれほど強くない」とご報告をいただいた。
左の股関節のバランスの悪さが残っていたので、それを治療。
治療後は、痛みなく歩けている様子。
３回目に来ていただいた時には、「ほとんど痛みがなくなって快適！です。」とうれしいご報告をいただいた。
バランスの悪い部分を矯正して終了。
[コメント]
もともと、骨盤や股関節周辺の歪みがあると、お腹が目立ち始める５ヶ月くらいからお尻の痛みや腰痛がでてくることもあります。
ご自分では、なかなかバランスの悪さがわからないので、出産の為にも身体のケアをしておくことをおススメします。
