患者様

立川市 30代 女性(妊娠8カ月)
  

[症状・病歴]

妊娠する前にも時々お尻のあたりが「ピキッ!」とする痛みが時々あった。
妊娠7ヶ月位から動くと痛みを感じるようになった。

痛み始めた頃は、「ピキッ!」っとした痛みが時々あるだけだったが、だんだん痛みの頻度が増して、1週間位前に痛みが常に感じられるようになってしまった。
産婦人科では、坐骨神経痛ではないかと言われた。

常に痛みはあるが、動くことによって痛みがひどく感じられる。
しばらく同じ姿勢でいたあとに動くと痛みが強く感じられる。

寝返りや寝起きは特に痛みがでる。
長女を妊娠して7~8ヶ月頃にも坐骨神経痛のような痛みがあったが、今回の時よりは楽だった。
 

[治療方法・経過]

右のお尻からふくらはぎのあたりまで、しびれと痛みが強く感じられているので、右の骨盤周辺のバランスの悪さが疑われた。
身体のバランスをチェックさせていただくと、右の骨盤と股関節のバランスが悪く、それに伴って、右のお尻の所にある筋肉がとても悪くなっていた。

身体全体のバランスを整えて、骨盤・股関節と筋肉の調整を行って、一度痛みを確認していただく。
痛みとしびれが半減された。

2回目の来院時には、右のお尻のあたりの痛みや歩行時痛・寝返りの痛みはあるが、常にあった足の痛みやしびれの頻度が減っていきた。
右股関節のバランスは良くなってきていたが、まだ骨盤のバランスが悪く、筋肉もあまり良くなっていないので、そのあたりを中心にカイロ治療を行う。

3回目の来院。
右のお尻の痛みや歩行時痛・寝返り痛みはだいぶ軽減されてきて、右足のしびれや痛みはなくなって、ダルサが残っている程度になった。

5回のカイロ治療で、痛みはほとんどなくなったので、出産後の骨盤調整などの事を説明させていただき、終了した。
 

[コメント]

妊娠される前に、あった痛みをほっておくと、お腹が大きくなってきてから、それが悪化してしまうことが多々あります。

妊娠される前に腰痛やお尻の痛みなど、身体の問題があった妊婦さんは、お腹が大きくなる前に身体のバランスを整えておくことをおススメします。

身体のケアをしておくと快適な妊婦生活ができると思います。

妊婦さんの坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなどの痛みやしびれでお困りならご相談下さい。

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