顎関節症による顎の痛みの患者様

青梅市 40代 女性
 

[顎関節症による顎の痛みの症状・病歴]

顎関節症は、15年前に発症した。
口を開けると、とても痛みが強かったので、口腔外科に行った。
口腔外科で、顎関節症と診断され、マウスピースを作った。

マウスピースを半年位つけて寝ていたら、痛みが和らいだ。
それからは、マウスピースはしていなかった。
1ヶ月前から、また顎の痛みがでてきた。

口を大きく開けると痛みがでる。
顎の痛みがでてから肩こりもひどくなってきている。

[顎関節症による顎の痛みに対する整体・カイロの治療方法・経過]

口を開ける動作は、まず軸となる背骨と背骨の周りにある筋肉が働きます。
それから、口を開ける筋肉が働き、口が開きます。
この時に、背骨のバランスが悪くなっていると、口を開ける筋肉に負担がかかってしまいます。

負担がかかっている状態が長く続くと、筋肉が硬く緊張するようになり、痛みにつながってしまいます。
顎の筋肉が硬く緊張している状態が長く続くと、それがまた、背骨のバランスを悪くしてしまいます。
その悪循環が、顎の痛みを長期化させてしまう要因になってしまいます。

今回の患者様も15年前に顎関節症がでているので、顎と背骨のバランスはとても崩れていた。
顎の右側は下がっていて、左は横と後ろに変位していた。
背骨は、頸椎の1番、5番、7番と胸椎の1番と3,4番のバランスが特に悪かった。

これを調整。
全身のバランスも整える。
顎関節に関わる筋肉も調整。

2回目の来院。
「顎の痛みはいかがでしたか?」
「少し良かったですが、すぐ戻ってしまいました。」

身体のバランスを再検査。
顎関節と頸椎はまだ悪いが、胸椎の3,4番は少し改善がみられる。
顎関節、頸椎と胸椎を中心に全身を調整。

3回目の来院。
「顎関節症の症状はどうでしたか?」
「口を大きく開けるとまだ痛いです。」

5回目の来院。
「顎の調子はいかがでしたか?」
「少し良くなってきた感じです。」

顎関節は、少し改善されてきた。
頚椎の状態も良くなっている。
胸椎は、だいぶ改善されてきている。

その後は、少しずつ順調に改善。
8回のカイロプラクティック治療で、大きく口を開けられるようになった。
 

[コメント]

慢性化していた顎の痛みでしたので、少し時間がかかると思われましたが、順調に改善されました。
改善の時間は、人それぞれで、急性の場合でも時間がかかることもあります。
顎関節症の顎の痛みでお悩みならお気軽にご相談ください。

微力ではございますが、精一杯対応させていただきます。
 

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