肩甲骨は、背中の上の方にある三角形をした骨で、天使の羽と呼ばれることもあります。
身体と腕をつないでいるので、負担のかかりやすい場所です。
ですから、肩こりや腕の痛みなどにも関係しています。
コリや痛みを感じやすい場所は、肩甲骨の内側です。
肩甲骨のコリや痛みは、デスクワークの方やスマホを長時間使用している方に感じられやすい傾向にあります。
主には、肩甲骨に付着している筋肉の問題でコリや痛みがでてきます。
身体の歪みと関係していることも多く、マッサージだけでは改善しにくい場合もあります。
トレーフルカイロプラクティックでは、肩甲骨の構造や機能を考慮に入れ、問診や検査をしっかり行い、身体ののバランスを整えながら痛みやコリに対する施術を行っていきます。
肩甲骨の痛みやコリに対するカイロプラクティックでの対処方法などをご紹介いたします。
ご参考にして下さい。
肩甲骨の痛みやコリの症状を持っている人の多くは、デスクワークの人です。
また、美容師や理容師の方、長時間車の運転をする人にもよく見られます。
同じ姿勢で長時間いる人に多く見られる症状です。
• 肩甲骨の内側の痛みやコリ
• 首の付け根の痛みやコリ
• 肩や腕の痛みやコリ
• 背中の痛みやコリ
などがあります。
肩甲骨のこりや痛みの原因は、筋肉によるものがほとんどです。
筋肉は本来、伸び縮みをして関節を動かします。
しかし、長時間同じ姿勢でいることによって、筋肉は縮んだままの状態になってしまいます。
縮んだままの状態は、筋肉に過度な負担を与えてしまいます。
それによって筋肉が必要以上に硬くなり、毛細血管を圧迫し血行不良を起こします。
血行不良によって疲労物質が蓄積され、凝りや痛みが生じてきてしまいます。
また、筋肉がずっと縮んだままの状態は、歪みを作り出します。
歪みができてしまうと関節にも負担がかかり痛みの原因になります。
歪みができると慢性化しやすく、筋肉をほぐしたただけではコリや痛みがとれにくくなってしまいます。
トレーフルカイロプラクティックでは、首の骨や背骨のバランスや筋肉の働きを重点的にチェックします。
肩や腕の関節や筋肉のバランスが崩れて、肩や背中に負担をかけていることもあります。
肩甲骨や背中のハリや痛みは、筋肉の緊張をとるだけで楽になることがあります。
ですが、背骨のバランスが崩れているとまたすぐに戻ってしまうことが多いので、きちんとした矯正が大切です。
原因によって治療方法は異なりますが、なかなか改善しない肩甲骨のコリや痛みでお悩みなら、ご相談下さい。
痛みやこりが強い時には、無理して運動やストレッチを行う必要はありません。
かえって症状が悪化してしまうこともありますので、治療を受けている方はその先生と相談して行ってください。
初めて行う時はあまり無理せず、回数も少なめに行いましょう。
慣れてきたら少しづつ回数を増やしていきましょう。
ここでは、肩甲骨の痛みやコリに効果的な対処方法として、運動やストレッチ方法をご紹介します。
気をつけの状態から手の平を内側に向けてバンザイします。
バンザイしたら、今度は手を外側に向けます。
その状態のまま、腕を背中の方に引き寄せるように下ろしていきます。
これ以上、下におろせないところまできたら、手の平を内側に向けまたバンザイします。
それを10回くらい繰り返します。
10回終わったら、30秒から1分くらい休みます。
休んだらまた同じように動かします。
これを毎日5~10回くらい繰り返すと効果的です。
その状態から写真のような状態にしていきます。
背中や肩甲骨の内側周辺がストレッチされている感覚がでてきたらその状態をキープします。
30秒から1分位その状態を続けます。
それが終わったら、一度身体を起こします。
30秒から1分くらい休んだらまた同じようにストレッチを行います。
これを5回くらい繰り返すと効果的です。
両足を閉じて、太ももの内側を近づけます。
両腕をクロスさせて、前かがみになりながら、太ももの外側に腕を滑らせていきます。
背中がストレッチされている感覚がでてきたら前かがみになるのを止めて、30秒から1分位その状態を続けます。
それが終わったら、一度身体を起こします。
30秒から1分くらい休んだらまた同じようにストレッチを行います。
これを5回くらい繰り返すと効果的です。