ストレートネックとは、直訳してもらうとわかります。
まっすぐな首。
そうです、まっすぐな首のことなのです。
まっすぐな首の何が悪いのかと申しますと、首や肩の筋肉に負担をかけてしまい、痛みやコリをつくってしまうから良くないのです。
背骨はそもそも、生理的湾曲と言われる、横から見るとS字をしたカーブがあります。
そのS字カーブがあることで、クッション性や筋肉の負担を軽減していると言われています。
しかし、ストレートネックでは、これが、首の部分だけまっすぐになってしまっています。
それによって、首や肩、背中の筋肉に負担がかかり、コリや痛みをつくってしまうのです。
首や肩の痛みやコリをだすから、ストレートネックは悪いと言われるのです。
自分がストレートネックかどうかを知るのには、首のレントゲンをとるとはっきりわかります。
それ以外では、パソコンやデスクワークをしていて、自分の姿勢を横から見てもらって、アゴをつきだした状態になっていたり、猫背になっている場合は、その可能性が高くなります。
トレーフルカイロプラクティックでは、首や背骨のバランス、筋肉の働きをチェックし、それを調整していきます。
カイロプラクティックは、神経の働きを改善させることにより、筋肉や骨格の調整を行います。
ですから、ストレートネックによる首の痛みやこり、腕のしびれや手のしびれなどに効果があります。
ここでは、ストレートネック原因、カイロプラクティックの治療法、自分でできる対処法などを紹介していきます。
主な症状としては、首のコリや痛み、肩コリや背中のコリなどがあります。
コリや痛みがひどくなってくると、頭痛や吐き気、めまいなどもでてくることがあります。
また、首には腕に伸びる、沢山の神経が通っています。
ですから、腕のしびれや手のしびれを感じる人もいます。
症状がかるければ、首や肩のコリ程度ですみますが、悪くなると頭痛や吐き気、腕や手のしびれを感じることが多くなります。
• 首のこりや痛み
• 首の付け根のこりや痛み
• 肩こり
• 背中の痛みやこり
• 腕や手のしびれ
• 頭痛
• 吐き気
• めまい
などがあります。
ストレートネックは、慢性的な疲労や姿勢の悪さなどが原因と言われています。
特に猫背の方に多くみられます。
仕事で一日中、座りっぱなしで、背中を丸めて首を前に突き出した姿勢をしていると、だんだん首のカーブがなくなってきてしまいストレートネックになります。
最近では、ゲームやスマホなどを長時間やりすぎることによっても起こるようになっています。
ですから、子供にも多くみられるようになっています。
カイロプラクティック的な見方をすると、首や背中の関節の歪みがベースにあることが多くあります。
首で良くみられるのは、首の骨が前にお辞儀をしているような、前下方の歪みです。
それと共に、捻じれや横にずれるような変位がみられることもあります。
骨盤や背骨の歪みが原因で、ストレートネックになってしまっている場合もあります。
トレーフルカイロプラクティックでは、首や背骨のバランスや筋肉の働きをチェックし、それを調整していきます。
ストレートネックでは、首から離れた骨盤に原因があることもあります。
首だけではなく、全身のバランスを調整することにより、早期改善を目指します。
こりや痛みなどの症状がでている場合、首と背骨にまたがっている筋肉がとても硬くなっている事があります。
そうゆう場合は、歪みの調整とともに、筋肉や筋膜の調整も行います。
日常生活では、普段の姿勢を気をつけていただくとともに、エクササイズを行うことをおススメしています。
原因によって治療方法は異なりますが、なかなか改善しないストレートネックよる症状でお悩みなら、ご相談下さい。
自宅で行うエクササイズは、ストレートネックの予防や改善にも効果が期待できます。
痛みやしびれなどの症状がが強い時には、無理して行う必要はありません。
エクササイズをしている時やした後に痛みや不快な症状がでる場合は、中止してください。
かえって症状が悪化してしまうこともありますので、治療を受けている方はその先生と相談して行ってください。
壁にかかと、背中、頭が付くように立ちます。
その状態で、両手の指先をアゴにつけます。
指先でアゴをノドの方に向かって押していきます。
その時に頭が壁から離れないようにしてください。
軽く押した状態を20~30秒くらい続けます。
20~30秒たったら、ゆっくり戻し、指先を離します。
少し休んだらまた同じように行います。
これを5回くらい毎日繰り返すと効果的です。
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仰向けに寝た状態でも大丈夫です。
仰向けの時も頭と背中、かかとが床に付くようにしてください。
仰向けで行うときは、柔らかい所でなく、床のように硬い所で行ってください。
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