アトピー性皮膚炎の患者様

相模原市 10代 男性
  

[アトピー性皮膚炎の症状・病歴]

生後1~2歳くらいから喘息とアトピー性皮膚炎を発症。
病院でもらった薬で治療をしていた。
4歳くらいまでは、薬を飲んでいたが改善されず。

それからは薬を中断。
食事療法やいろいろな代替療法で対応していた。
それからは少しずつ良くなり、15歳までは症状はでていなかった。

花粉の時期だけは、顔の赤みが出ていた。
15歳から皮膚の症状がまたで始めてきた。
16歳になる3月に入り悪化。

それからは腕や首を中心に、主に上半身に症状がでる。
膝裏にもでている

[アトピー性皮膚炎に対するカイロ・整体の治療方法・経過]

高校生くらいになって発症するアトピー性皮膚炎は、食物を始めとして、いろいろなものに反応していることが多い。
なので、改善するまでには、かなりの時間がかかる場合が多い。
筋反射テストを用いて、検査してみる。

卵や小麦などの他に、ホコリやダニなど複数のものに反応がある。
初診時に、正確な施術回数はお伝えできないが、施術回数はかなり必要である。
根気のいる施術であるが、コツコツ進めていけば、ゴールは見えてくる。

患者様とその親御さんに説明をさせていただき、施術を開始。
週2回のペースで施術を行っていく。
卵や小麦など反応のあった食物をこつこつ施術していく。

施術を始めてから4か月くらい経過したころから少しかゆみが軽減されてきた。
半年くらいして、夏を迎え、汗でかゆみがひどくなる。
だんだん涼しくなるにつれて、汗のかゆみはなくなってきた。

冬になると乾燥で、またかゆみがでてくる。
保湿をしていただきながら、何とか春を迎える。
春は花粉で、顔が赤くなったり、皮膚のかゆみが増すが、例年に比べると良い感じだと言われる。

1年半経過して、また夏を迎える。
汗ではそれほどかゆみは感じなくなっている。
時々かゆくなる程度。

秋になり、皮膚の見た目もだいぶ綺麗になってきている。
そして、冬。
皮膚は乾燥はするが、かゆみはそれほどない。

施術を開始して、2年を経過するころには、首が時々かゆくなる程度まで改善。
皮膚も、見た目には、湿疹や肌荒れも改善されている。
その後は、メンテナンスを兼ねて、時々施術にきていただくことにした。
 

[コメント]

アトピー性皮膚炎の原因は様々で、いろいろな原因が複雑に絡んでいる場合が多い。
特に成人になるほど、原因が複雑になっている印象がある。
複雑になればなるほど、症状の改善には時間がかかります。

薬に頼らずに何とか改善させたいと方は、ぜひチャレンジしてみてください。
一日でも早く改善できるように、微力ながら精一杯お手伝いさせていただきます。