背中の痛みの患者様

町田市 40代 女性
 

[背中の痛みの症状・病歴]

昨日の夜から今日の朝まで床で眠ってしまった。
その為か、朝起きたら背中がとても痛くなっていた。

身体を動かすと痛みがでるので、何をするにもつらい。
今は、朝よりは良くなってきている。

身体をねじったり、体勢を変える時はすごく痛い。
動かないで立っていたり、座っていたりすれば痛くはない。
 

[背中の痛みに対する整体・カイロの治療方法・経過]

寝起きに背中や腰が痛くなっているのは、筋肉が硬直してしまっているから。
床に寝ても、筋肉が柔らかく、柔軟性があればうまく体重が分散されます。

筋肉が硬くなっていると、体重が分散されず、筋肉の負担が増えてしまいます。
その為、硬い筋肉がさらに硬くなり、柔軟性がなくなってしまいます。

その状態で、朝起きると、硬い筋肉を無理やりストレッチしている状態になります。
身体が硬い人を、無理にストレッチすると、痛がりますね。

それと同じで、硬くなった筋肉を無理に動かすと、痛みがでてしまいます。

今回の患者様は、身体をねじる動作や体勢を変える時に痛みがでている。
その動きに関連しているのは、脊柱起立筋。

脊柱起立筋は、背骨にそって走行している筋肉。
ですから、背骨のバランスが悪いとすぐに硬く緊張してしまう。

身体のバランスをチェックさせていただく。
背中にある胸椎(きょうつい)の1~8番までのバランスが悪い。

胸椎の11番と12番のバランスも崩れている。
胸椎を中心に全身を調整。

硬くなっている脊柱起立筋の緩和操作も行う。

2回目の来院。
「背中の痛みはいかがですか?」
「少し緩和された気がしますが、まだ痛みます。」

前回悪かった胸椎は、多少改善されているところもあるが、まだ悪い所が目立つ。

5回目の来院。
「前回から痛みはどうですか?」
「痛みはありますが、だいぶ楽になりました。」

身体のバランスは、胸椎の1,4,6、8がまだ悪い。
筋肉の緊張は少し緩和されている。

8回目の来院時には、悪かった胸椎のバランスも改善されてきている。
筋肉の緊張も改善傾向にある。
ご本にも、日常生活には支障がなくなっていると報告をいただいた。

全体的に良い感じなので、少し間隔を空けて様子をみていただくことにした。
 

[コメント]

背中の痛みは、様々な原因で起こりますが、動いた時に痛みがでる場合は、筋肉や骨格の問題が疑われます。

カイロプラクティックでは、神経系の働きを改善させることにより、筋骨格系のバランスを改善していきます。

背中の痛みでお困りならご相談ください。
 

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