首の痛みの患者様
八王子市 30代 女性
[首の痛みの症状・病歴]
この症状は、4日くらい前に始まった。
一番始めは身体のダルさがあって、身体の節々が痛い感じで風邪だろうと思って少し安静にしていた。
次の日になると微熱がでてきたので、内科に行って見てもらい、レントゲンもとってもらったが、特に異常はないので、疲れではないかと言われた。
たぶん自律神経失調症ではないかと言われたと思う。
その次の日から首の痛みを強く感じだして、首を前後左右に少しでも動かすと強い痛みを感じるので、なるべく首を固定しているように力を入れて過ごしていなければならない状態になった。
首の痛みは、足がつる感じ(こむら返り)が常にあるような状態に近い感じ。
寝ていても痛みがでる角度や場所があって、寝返りなど首を動かす動作で、起きてしまう。
[首の痛みに対する施術方法・経過]
首を少しでも動かすと痛みを感じてしまう。
動かすと痛みがでる場合、動かす時に使う筋肉や関節の問題による事が多い。
首は、複雑な動きができるので、沢山の筋肉がある。
首のバランスが崩れていると、この筋肉に負担がかかる。
その状態が、長く続くと筋肉の血流が悪くなり、コリのようなものができてしまう。
コリができると、バランスが余計に悪くなる。
バランスが悪いとコリがひどくなる。
この悪循環が生まれてしまう。
そうすると、とても強い痛みが出てきてしまう。
強い首の痛みを改善するには、その悪循環を断ち切る事が大切です。
この患者様も来院された時は、首を前後に曲げるととても痛みが出る状態であった。
神経系の働きを検査すると首のつけ根付近と肩甲骨周辺に神経のアンバランスが見られた。
このアンバランスが、歪みの原因。
アンバランスが整うと歪みも改善されてくる。
アクティベータと言う矯正器を使って、首の付け根や肩甲骨周辺を中心に全身の神経系のバランスを整えていく。
一度起き上がって、再度痛みがでる動作をしていただくと、首を少し動かせるようになる。
アクティベータセラピーで改善があったので、多分お医者様の言われたとおり身体の疲れがたまってでたのではないかと説明させていただき、初回は終了。
2回目来院時、次の日から会社には行けるようになった。
痛みはあるが、首が動かせないような痛みではない。
初めて来た時より快適に過ごせているが、首の痛みと身体のダルさが少し残っている。と報告をいただいた。
2回目も前回と同じアクティベータセラピーで施術させていただいた。
最初は、強い痛みがあったが、順調に改善された。
7回目の来院時には、痛みは時々感じる程度までになった。
ダルさもとれた様子なので、たまにはメンテナンスをすると良いとアドバイスをさせていただき終了した。
[コメント]
突然でてきたように感じる痛みでも、実は日々の疲れがつもりつもってでてきている場合がほとんどです。
突然の首の痛みでお困りの方はぜひご相談ください。
痛みがでてきてからでも遅くはないですが、日々のメンテナンスで身体の疲れをとってあげることも重要です。
メンテナンスもお気軽にご相談ください。