恥骨の痛み、恥骨痛の患者様

八王子市 30代 女性(妊娠9カ月)
  

[恥骨の痛み、恥骨痛の症状・病歴]

現在、妊娠9カ月後半。
2日前から突然、歩いている時に恥骨付近が痛くなり始めた。

それからは、階段の上り下り、寝ていた状態から起きる時、寝返り、歩く動作、座った状態から立ち上がる時などいろいろな動作で痛みを感じるようになってしまった。
座っていたり、寝ていたりすれば楽で、痛みを感じることはない。
 

[施術方法・経過]

痛みは左右の恥骨付近にあり、恥骨は骨盤の一部なので、骨盤のバランスの悪さが一番の原因ではないかと思われた。
検査をすると左の恥骨が下方、右の恥骨が上方に変位していた。

これは、左の骨盤の上方、右の骨盤の下方変位と関連している。
恥骨は、骨盤を矯正するとバランスが良くなることが多いので、全身のバランスと骨盤を調整させていただき、痛みをチェックしていただく。

歩いた入り、立ったり座ったりなどの動作で、痛みが少し残るが、治療前より痛みは軽減されている。

一週間後、2回目の来院。
「治療したあと2日目位から、少しずつ痛みがなくなってきて、今は動く時に少し痛みがのこるだけになりました!」

治療の効果がでているので、前回同様、骨盤を中心に全身のバランスをチェック、治療させていただいた。
右の恥骨の上方変位がまだのこっていたが、あとはそれほど悪いところはなくなっていた。

産後のケアも大切ですとご説明させていただき、終了した。
 

[コメント]

妊娠8ヶ月くらいから、恥骨結合も産道をひろげる為に緩んでくるので、妊婦さんではトラブルが起きやすい部分の一つになっています。

妊婦さんは湿布や痛み止めを使用できないことが多いので、身体のバランスを整えて、痛みを軽減させていくカイロプラクティックは、とても有効です。

恥骨の痛みでお困りならご相談下さい。

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