首のこりと肩こり 腕のしびれの患者様

八王子市 30代 女性
 

[首のこりと肩こり 腕のしびれの症状・病歴]

肩こりと首のこりがひどいので、最近良く首を動かす体操をしていた。
体操が影響したのか分からないが、昨日から少しずつ右腕のしびれがでてきた。
今朝、起きた時はかなりしびれが強かった。

朝よりは良いが、腕と手のしびれがある。
首を前後左右に動かしてもしびれは変わらない。
横になるとしびれは弱くなる感じがする。
 

[首のこりと肩こり 腕のしびれに対するカイロ・整体の治療方法・経過]

首のこりは頭の近くではなく、首の付け根の肩に近い部分に感じている。
肩こりもその辺りから肩甲骨の内側にかけてに感じている。
その辺りを触診すると筋肉は硬く緊張している。

骨格のバランスを診させていただく。
頸椎の7番、胸椎の1~4番までのバランスが悪く、第1肋骨にも歪みがでている。
腕のしびれは、筋肉の関連痛の可能が高い。

頸椎と胸椎を中心に全身を調整。
首の付け根と肩甲骨に関係する筋肉も調整。
調整後、もう一度触診。

筋肉の緊張は先ほどよりも和らいでいる。
「全体的に調整しましたが、感じはどうですか?」
「なんとなく軽い感じはします。」

2回目の来院。
「調整後から今日まで調子はいかがでしたか?」
「コリは少し良くなった感じがします。しびれが若干残っています。」

歪みは、頸椎7番と胸椎1番、肋骨に残っている。
首の付け根から肩甲骨にあった筋肉の張りは少し良くなっている。
それらを中心に全身を調整。

3回目の来院。
「しびれとこりはいかがでしたか?」
「両方とも少し軽くなっています。」

身体のバランスを再チェック。
肋骨のバランスは良くなっているが、頸椎7番と胸椎1番はまだ悪い。
筋肉の張りも良くなっているが、まだ残っている。

5回目の来院時には、しびれはなくなった。
こりもだいぶ軽減されてきたので、定期的なメンテナンスをおススメして終了した。
 

[コメント]

今回の患者様のしびれは、筋肉の関連痛で起こっていました。
関連痛とは、「痛みやしびれの原因となる部分」と「実際に痛みやしびれを感じている場所」が違うということです。
このケースでは、腕にしびれを感じていましたが、その原因は首から肩甲骨の内側にかけての筋肉にありました。

このような関連痛は、足のしびれでも見られます。
なかなか改善しないしびれは、しびれている場所から離れたところにある筋肉かもしれません。
カイロプラクティックでは、全身のバランスを検査させていただき、原因を見つけていきます。

なかなか改善しないコリやしびれでお悩みならご相談ください。
 

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