腕のしびれの患者様

相模原市 40代 男性
 

[腕のしびれの症状・病歴]

右腕のしびれを初めて感じたのは4~5年前で、50ccのバイクを長く運転していた時だった。
それからは、時々腕のしびれが出ていたが、それほどひどくはなかった。
1年前から少しずつ悪くなってきていて、腕のしびれを日常的に感じる。

長時間の車の運転やパソコン作業をしている時には、必ずしびれてくる。
腕はしびれるが、寝れば良くなっていた。
1週間前からは、いつもしびれるようになってしまった。

それからは、首を反らすと、右の首の付け根に痛みがでる。
 

[腕のしびれに対するカイロ・整体の治療方法・経過]

腕のしびれがある場合、一般的には首の問題が疑われます。
この患者様も、病院で首の検査を受け、ストレートネックがしびれの原因と言われた。
また、首の6番目の骨と7番目の骨の間が狭いことも原因と言われた。

首は、腕や手に分布する神経の出口になっているので、そこに問題があるとしびれがでることはあります。
腕のしびれの原因は、首の問題だけではなく、その神経の通り道に原因があることもあります。
それ以外にも、筋肉が原因となってしびれることもあります。

今回の患者様の場合は、筋肉の過緊張が原因で、腕のしびれを感じていました。
身体のバランスが悪くなり、筋肉に負担がかかってひどいコリができます。
ひどいコリは、さらに身体のバランスを悪くしてしまう。

その悪循環が継続されて、筋肉が硬く緊張してしまう状態がつくられてしまったようです。
そうすると筋筋膜痛疼痛症候群といわれる、筋肉が原因で起こるしびれがでてきてしまいます。
それを改善させるためには、悪循環の継続を断ち切って、筋肉の過緊張をリセットさせることです。

この患者様の場合は、胸椎の1~6番までのバランスが悪く、それに関係する筋肉がとても硬く緊張していました。
初回から、5回くらいの施術で、歪みがだんだん改善されていきました。
それに伴って筋肉の緊張も少しずつ和らいできました。

6回目の来院時には、しびれが少し弱く感じられるようになりました。
それからは、来院していただくたびに、腕のしびれは軽くなるようになってきました。
10回の施術で、日常生活ではそれほど感じられなくなったので、メンテナンスをおススメして終了した。
 

[コメント]

腕のしびれで多いのが、筋肉が原因でおこるしびれです。
首の付け根や肩甲骨の内側の筋肉が関連していることが多くみられます。
いわゆるコリがひどくなった状態で、持続的な負荷や血行の悪さが関連していると言われています。

この状態を改善してあげることで、腕のしびれも改善されていきます。
首の問題も原因のひとつですが、それだけを診ているとなかなか改善されないこともあります。
あまり良くならない腕のしびれでお困りならご相談ください。
 

手や腕のしびれや痛みでお悩みの方