脊椎分離症の患者様

立川市 10代(高校生) 男性 
  

[症状・病歴]

7ヶ月前に一度、腰痛に悩まされた。
その時は、整形外科ではMRIやレントゲンを撮っても特に問題はないと言われた。
電気やマッサージなどの治療を受けて、4カ月くらいでだんだん痛みはなくなってきた。

その時は、痛みはあったが部活動はできた。
一週間前に、腰痛が再発。
今回は、走ると痛みがでるので、部活動もできない。

長時間座っていることもできないし、自転車に乗っていても痛む。
腰を曲げたり伸ばしたりする動作も痛くてできない。
歩いている時も痛みがでることがある。

前回の腰痛よりも痛みが強いので、少し大きな病院を受診。
レントゲンを撮ったら分離があると言われ、脊椎分離症と診断された。
リハビリとマッサージをするために通院するように言われた。

なかなか痛みが改善されないので、来院。
 

[脊椎分離症に対する整体・カイロ治療方法・経過]

腰を反らしたり曲げたりする動きや横に倒す動作、身体をねじったりする動作などどんな動きでも痛みがある。
腰を触診させていただく。
腰椎4番、5番周辺の筋肉が硬く緊張してしまっている。

身体のバランスをチェックさせていただく。
筋肉の緊張がある腰痛4番、5番が右側方と上方に変位しながら捻じれもある。
骨盤と左の股関節のバランスも悪くなっている。

腰椎を中心に全身を調整させていただく。
一度起き上がっていただき、痛みのあった動作をしていただく。
「腰はどうですか?」

「だいぶ楽になりました。」
もう一度身体のバランスをチェックさせていただく。
少し腰の緊張が残っているので、それを調整。

もう一度身体を動かしていただく。
先ほどでできなかった前かがみや腰を反らす動作は、スムーズにできるようになった。
改善が早いので、部活動をして様子をみていただくことにした。

「少しずつ運動をして、痛みが少し残るようでしたら、すぐに来てください。」
「大丈夫だったら、様子をみながら、予防のためにも時々メンテナンスしてみてください。」
 

[コメント]

脊椎分離症は、腰痛のない方にもみられることがあり、それが直接腰痛の原因になっていないことがあります。

身体を動かすことによっておこる痛みは、筋肉や関節のバランスが悪いことが原因で、起こっていることがあります。

レントゲンでは何も問題ないと言われる腰痛と、レントゲンで脊椎分離症が見られる腰痛の根本原因は、同じであることも多々あります。

カイロプラクティックでは、筋肉や関節のバランスを検査し、それを調整することによって痛みの改善をお手伝いします。

なかなか改善されない、分離症による腰痛でお困りならお気軽にご相談ください。
 

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