顎関節症・顎の痛みの患者様
立川市 40代 女性
[顎関節症・顎の痛みの症状・病歴]
20年位前から時々、左顎がパキパキ鳴るようになった。
少しずつ悪くなってきて、硬いものを食べると必ず音がなるようになってきた。
10年位前からは、硬いものを良く噛んでいると、顎の周りがだるくなってきてしまうので、噛むのが嫌になってくる。
ここ1ヶ月位で急に悪化。
口を開けると必ず痛みがでてしまうようになってしまった。
大きく開けると痛みが強いので、小さく切ったものしか食べられない。
顎関節症・顎の痛みに対する整体・カイロ治療方法・経過]
どのくらいまで、口を開けることができるかチェック。
指2本が口に入るか入らない程度までしか開けられない。
早速身体の状態をチェックさせていただく。
首と顎関節のバランスが特に悪い。
左顎関節は、上方と外側に、右の顎関節は前方と下方に歪んでいる。
これを中心に全体のバランスを調整。
調整後は、口が少し大きく開けられるようになったが、痛みはまだ残っている状態。
2回目の来院。
「その後、いかがでしたか?」
「顎の痛みはまだありますが、音が鳴る回数がだいぶ減りました。」
「あと何回か身体を整えていけば、良くなりますから頑張ってください。」
3回目の来院。
「どうですか?」
「音はほとんど鳴らなくなってきました。」
顎関節は、左の上方変位がまだ残っているので、これを調整。
5回のカイロ治療で、痛みはなくなり、バランスも崩れなくなってきたので、様子をみていただくことにした。
[コメント]
顎関節の音は、顎関節にある関節円板のズレによって起こると言われています。
関節円板が正しい位置にあれば、問題はないのですが、円板がズレることによって痛みや音がでてきてしまいます。
関節円板には、筋肉が付着しています。
この筋肉が異常に硬く緊張することによって、関節円板にズレてが生じ、顎関節の異常を引き起こしてしまいます。
顎関節の歪みと筋肉の緊張をとることによって、痛みやクリック音は改善されていきます。
症状の程度によって、施術回数は違いますが、身体のバランスを整えると少しずつ改善されていきます。
よろしければご相談ください。