足底腱膜炎による足裏の痛みの患者様
市 40代 男性
[足底腱膜炎による足裏の痛みの症状・病歴]
2ヶ月位前にゴルフをした後、右足裏に違和感がでてきた。
数日経てば治ると思って、何もしないでいた。
数日経っても痛みがひかず、逆に痛みが増してきてしまった。
ゴルフをやると必ず痛みがでるようになってしまった。
それからも悪化していて、今は常に痛みがでている。
歩いていて、右足に体重をかけると痛みが増す。
朝起きた時は、痛くてなかなか体重をかけられない。
長く座った後、立ち上がった時も痛みが強くなる。
特にかかとの裏と指先に付け根のあたりに痛みを感じる。
かかとの裏の痛みが一番強く、押すととても痛む。
病院では足底腱膜炎と診断され、痛み止めを処方された。
[足底腱膜炎による足裏の痛みの治療方法・経過]
痛みのある右のかかとに体重をかけていただくと、かかとの裏あたりに痛みを感じる。
そのあたりを触診させていただく。
ちょうど足底腱膜がかかとに付着する部分に圧痛がある。
ふくらはぎとアキレス腱も硬くなってしまっている。
身体のバランスをチェックさせてたいだく。
右のかかとは後方上方、内方に変位してしまっている。
かかとの歪みを中心に全身を調整。
ふくらはぎやアキレス腱、足底腱膜も調整。
一度起き上がっていただき、痛みを確認。
「一度起き上がって、立ってください。」
「足裏の痛みはどうですか?」
「痛みはありますが、治療する前よりは良くなった感じがします。」
2回目の来院。
「足裏の痛みは、その後どうでしたか?」
「前よりは良くなった感じがしています。」
かかとの歪みの癖が残っているので、またバランスが悪くなってしまっている。
再度調整。
ふくらはぎやアキレス腱、足底腱膜もまだ緊張がのこっているので、調整。
3回目の来院。
「調子はいかがでしたか?」
「一番最初から比べると痛みが半分位になった感じです。」
少しずつ順調に改善していき、7回の施術でゴルフにも行けるようになった。
[足底腱膜炎による足裏の痛みに対する施術後のコメント]
足裏の痛みは、痛みがでている場所に原因があることもありますが、そこから少し離れたところにも原因が隠れている場合があります。
今回の患者様も足底腱膜に問題はありましたが、それが関わる踵骨や踵骨に付着しているアキレス腱にも問題が隠されていました。
そういう場合は、足底腱膜だけを良くしてもまたすぐに再発してしまうことがあります。
痛みがある場所だけでなく、関係するいろいろな場所も細かくチェックしていく必要があります。
カイロプラクティックは、全身のバランスをチェックし、痛みの原因を探していきます。
足裏の痛みでお悩みならご相談ください。