腰痛症と側弯症の患者様

60代 女性 八王子市
  

[腰痛症と側弯症の症状と病歴]

5年前から少しずつ腰痛を感じるようになった。
3年前から孫を抱く機会が増えたせいか、腰痛を感じる頻度が多くなり、慢性腰痛になってしまった。
朝、起きた時は、腰痛がとても強く、しばらくは腰を伸ばして歩くことができない。

最近になって、右側のお尻のあたりにも痛みを感じるようになってしまった。
自分の子供を出産した時に側弯症という診断されたが、その時はまったく痛みはなかった。
腰痛がひどくなってきたので、病院で診てもらうことにした。

レントゲンを撮って、背中の下の当たりに側弯があると言われた。
背中の側弯があるあたりの痛みは側弯症が原因で、腰痛は腰痛症という診断を受けた。
投薬や痛み止めの注射を打ってもらって、どうにか日常生活を送っている。
 

[腰痛症と側弯症に対する整体・カイロ治療方法・経過]

触診させていただくと、左の背中から腰にかけて筋肉が硬く緊張して、盛り上がってしまっている。
身体のバランスをチェックさせていただく。
右の骨盤と股関節、腰のバランスがすごく悪くなってしまっている。

骨盤と股関節、腰椎を中心に全身を調整。
硬く緊張してしまっている筋肉も調整。
慢性的な腰痛で、5年前からあるので、良くなるまでに時間がかかってしまうことを説明させていただき、1回目のカイロは終了。

2回目の来院。
腰はあまり変わりなく、痛みがある
前回同様、全身のバランスと筋肉を調整。

腰椎の側方変位なども入念に施術。
3回目の来院。
腰痛はあるが、背中の下の方の痛みは少し軽減されてきた。

6回の施術後からは、朝起きた時の腰痛が軽減されてきた。
11回目の来院。
硬くなってしまっていた、背中から腰にかけての筋肉が少し緩んできた感じで、筋肉の盛り上がりがなくなってきた。

ご本人も、ご自分で触られてそれを実感できるようになった。
腰椎や骨盤、股関節のバランスも以前に比べると良くなっている。
15回のカイロ治療が終わった時に、半年に1回行っている病院の検査で、背中の側弯が少し良くなっていると言われた。

20回のカイロ治療で、慢性腰痛は気にならなくなってきているので、その後はメンテナンスをおススメして終了。
 

[コメント]

すべり症や狭窄症といっしょで、レントゲンで側弯症が見つかっても、痛みを感じていない方は大勢いらっしゃいます。
痛みの原因は、レントゲンの見た目だけでは、正確にはわからないと思います。
背中の痛みや腰痛は、筋骨格系の働きが悪くなってくることで、でてくることがあります。

筋骨格系は、神経の働きによってコントロールされています。
カイロプラクティックは、神経系の働きを改善させることによって、筋骨格系のバランスを整えます。
そうすることによって、痛みやしびれなど不快な症状を改善していきます。

側弯症があってもそれが痛みの原因ではないかもしれません。
なかなか改善されない背中の痛みや腰痛でお悩みならご相談ください。

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