頸椎椎間板ヘルニアの患者様

町田市 40代 男性
 

[頸椎椎間板ヘルニアの症状・病歴]

20年前位に、トランポリンで首から落ちたことがあった。
その時は、痛みがあったが、病院にもいかず、自然に良くなった。
それからは、時々首の痛みがでるようになった。

だんだん悪くなり、首の痛みとともに、腕のしびれを感じたり、腕の痛みを感じるようになってきた。
すごくつらくなってきたのは半年位前で、それからは常に腕のしびれや痛みを感じている。
痛みやしびれが悪化したので、病院で検査をしてもらった。

頸椎椎間板ヘルニアと診断され、痛み止めをもらって様子をみるように言われた。
一向に良くならないので、来院した。
腕の痛みは、ランニングなどの運動をすると強くなる。

腕に時々ヒリヒリするような灼熱感がでる。
腕のしびれや痛みは、美容院で洗髪をしている体制が一番つらい。
 

[頸椎椎間板ヘルニアに対するカイロ・整体の治療方法・経過]

首を反らしていただくと、腕の痛みやしびれが増してくる。
身体のバランスを診させていただくために、うつ伏せになっていただく。
うつ伏せの状態になると、腕の痛みやしびれが強くなる。

身体の状態を診る。
首と背中のつなぎ目あたりのバランスが悪くなっている。
肩甲骨の内側の筋肉が硬く緊張してしまっている為、右の肩甲骨の動きも悪い。

特に頸椎5番から背中の胸椎の6番あたりまでのバランスが、とても悪くなっている。
それらを中心に全身を調整。
関連する筋肉も整える。

2回目の来院。
「右腕の痛みやしびれはいかがでしたか?」
「あれから少し調子が良くなっています。」

「それではまた、うつ伏せになってください。」
「あ!うつ伏せになっても腕の痛みやしびれがでなくなっています。」
身体の状態をチェック。

まだ、頸椎と胸椎のつなぎめあたりのバランスが悪いが、範囲が狭くなっている。
前回は、頸椎5~7番と胸椎1~6番までだったのが、今回は頸椎7番と胸椎1~4番までになった。
そのあたりを中心に身体を調整。

5回目の来院。
「椎間板ヘルニアの症状はどんな感じですか?」
「痛みやしびれは、当初の1/3位まで改善されている感じです。」

それから少しずつ改善され、10回の治療でほとんど痛みやしびれを感じなくなるまで改善。
その後は、メンテナンスで、時々来院していただいている。
 

[コメント]

腕の痛みやしびれは、頸椎の神経の問題で起こることが多いと言われています。
お医者様に行くと、だいたい頸椎椎間板ヘルニアと診断されることが多いようです。
そういった診断を受けても、実際は身体のバランスを整えることで、症状が改善されるケースは多々あります。

カイロプラクティックは、椎間板ヘルニアをひっこめるようなことはしていませんが、痛みやしびれは改善されます。
それは、ヘルニアが原因ではない場合が多いからです。
カイロプラクティックは、自分自身で治る力を高め、筋肉や骨格を調整することによって、痛みやしびれを改善させるようにしていきます。

あまり手術がしたくないとお考えなら、カイロや整体などの代替療法を試してみてはいかがでしょうか?
よろしければご相談ください。

頚椎椎間板ヘルニアでお悩みの方