ぎっくり腰・急性腰痛 | 八王子整体トレーフルカイロプラクティック

ぎっくり腰は、ほとんどの場合、何の前触れもなく突然起こります。
突然起こる急激な腰の痛みやハリを感じることが多く、痛みが強い場合は、しばらく痛みで動けない状態が続きます。

１～２日くらい安静にしていれば少しずつ動けるようになることが多いですが、何かの動作をするたびに瞬間的な腰の激痛に見舞われ、安静にしていても腰の張り感が強くでることもあります。

日常生活では、朝起き上がるとき、イスに座る時や立ち上がる動作、歩行、ベッドに横になるなどの動作で強い痛みやハリを訴える事が多くあります。

痛みのために、身体が「くの字」に曲がってしまう場合もあります。

ぎっくり腰が起こりやすい体勢や動作

•　高い所の物を取ろうとした時
•　物を持ち上げようとした時
•　体勢を変えようとした時
•　クシャミやセキをした時
•　中腰姿勢をしたあと腰を伸ばそうとした時
•　椅子から立ち上がろうとした時
•　靴下を履こうとした時
•　ズボンを履こうとした時　

などがあります。　　
　

ぎっくり腰で痛みがでやすい場所

ぎっくり腰は文字通り、腰に痛みを感じます。
場合によっては、背中に近い所だったり、お尻に近い場所だったりすることもあります。
主には、以下の場所に感じられます。

•　腰全体
•　腰の右側だけ
•　腰の左側だけ
•　腰から尾てい骨にかけて
•　左の腰とおしりのあたりまで
•　右の腰とおしりのあたりまで
　

症状の程度と施術回数

症状の程度と改善に必要な施術の回数の目安を掲載いたします。
施術回数は、軽度・中度・重度の該当状態によって変わります。

軽度：痛むが、ある程度動ける　：１～２回
中度：動けるが、痛みが強い　　：２～３回
重度：動けず、楽な体勢も無い　：３～４回

ぎっくり腰が起こるきっかけは、朝、布団から起き上がろうとしたとき・伸びをした時・前かがみになろうとした時・荷物を持ち上げようとした時、子供を抱き上げようとした時、くしゃみをしたとき…などです。

いつもは何も気にせず行えていた動作がきっかけになることがほとんどです。
対照的に何のきっかけもなしに、だんだん腰の痛みが悪化して、動くことができないほどの痛みになってしまったという場合もあります。

ぎっくり腰は、突然の痛みなのでびっくりされる方も多いと思いますが、元々腰を痛めやすい要因を持っている方がほとんどです。

運動不足や姿勢の悪さ、筋肉のアンバランス、疲労など腰痛になりそうな下地が少しずつつくられていたためにぎっくり腰になってしまうのです。

トレーフルカイロプラクティックでは、ぎっくり腰の原因は、歪みの影響を受けた筋肉の過緊張（腰の筋肉がこむらがえりのような状態になっている）によって起こっていると考えています。

こむら返りのような状態ですので、動くととても痛みます。

実際、ぎっくり腰の患者様の腰を触診すると、ほとんどの患者さんに筋肉の過緊張が見られます。
　

トレーフルカイロプラクティックでは、基本的な施術として、カラダに負担のかからないアクティベータカイロを採用しています。

ぎっくり腰を起こした当日で、強い痛みがある場合でも施術は可能です。

まずは、ぎっくり腰を起こしている筋肉や関節を見つけていきます。

どの場所で、骨格の歪みがあるか、その歪みの影響でどの筋肉が悪くなっているかなどを特定します。

バランスが悪くなっている関節を矯正し、筋肉の過緊張状態（過度に硬くなっている筋肉）を改善させます。

矯正しただけでは改善されない筋肉には、緩和操作や筋膜リリースなどで筋肉自体に直接施術を行います。

筋肉と骨格の両方を施術するので、数回の施術で早期に回復させる事が可能です。

原因箇所にしっかり施術すれば、あとは体の自己回復力で改善していくため、多くの場合、２～３回程度の施術で、ほぼ痛みは感じなくなります。

事故や転倒後に激しい腰痛を感じている場合は、筋肉の断裂や骨折していることも考えられます。
一度、病院で診ていただくことをおススメします。

重いものを持ったあとや無理な体勢で仕事をしたあとから痛みがでている場合は、筋肉や骨格の問題が疑われます。
そのような場合は、整体でも効果が期待できます。

ご年配の方は、ちょっとしたことでも圧迫骨折する場合があります。
念のため、一度お医者様にみていただくことをおススメします。

対処としては、ストレッチや腰痛ベルト、冷やしたり温めたりする方法があります。
　
　

ストレッチ

ぎっくり腰は、筋肉が硬くなっていることが多いので、ストレッチが有効な場合があります。
腰から背中にかけての筋肉をストレッチするような体勢をとります。

仰向けの場合は、枕を少し高くして寝ます。
その状態から少しずつ膝を曲げていきます。
痛みがでない程度のところまで膝を曲げ、その状態を１分位続けます。

その後、曲げた膝をゆっくり伸ばしていきます。
伸ばしていくときに強い痛みがある場合は、ストレッチを中止してください。

特に問題がなければ、５回くらい続けてください。

痛みが強い場合は、無理せず安静にしていましょう。
　
　

腰痛ベルト

腰痛ベルトは補助的なもので、すれば痛みが治るというものではありません。
ですが、痛みが強い場合でも、腰痛ベルトをすると少し動けるようになる方もいます。

どうしてもでかけなければいけない場合は、腰痛ベルトを活用してみましょう。

腰痛ベルトは、痛みを起こしている場所にするのが一番有効です。

ぎっくり腰は、骨盤の歪みで起こっている場合と腰骨の歪みで起こっている場合があります。
歪みに合わせてベルトをまくのが良いのですが、わからない場合は両方をサポートできるようなものを購入しましょう。

腰痛ベルトは、あくまで補助的なものですので、少し動けるようになったら、外しましょう。
寝ている間も外しておきましょう。
　
　

温める・冷やす

ぎっくり腰は、炎症が起こっていると言われますが、そうでない場合もあります。
重いものを持った時や前かがみ、高いものを取ろうとした時などに起こる場合は、筋肉が急激に硬くなってしまって痛みがでています。
筋肉が硬くなって起こっている場合は温めると楽になる場合もあります。

事故後の腰痛や転倒後の腰痛の場合は、筋肉や靭帯が傷ついて炎症が起こっている場合があります。
ひどくない場合でも病院で診ていただくと良いでしょう。
応急処置としては、冷やすことをおススメします。